集中力がない

【集中力がない】

 

 

HSPは感覚を深く・強く受け取ります。

感覚とは触覚・嗅覚・聴覚・視覚・味覚のことです。

人によってこの強さは個人差があるようですが私は特に聴覚・視覚に反応します。

 

視覚:見えるもの

具体的にどんな場面かというと

・視界の端っこでも何かが見えると察知する。

・声をかけなきゃいけない人とか話さなきゃいけない人が通った時に注意がそれる。

・その場所にあったらいけないもの(しまわれていない書類や患者さんの物品など)

 

 

聴覚:話し声、マイナスな声(泣いている、怒っているなど)

具体的にどんな場面かというと

・ナースステーションで話している人の会話がほぼ聞き取れる

・その代わり今対面で話している人の会話がききとれない(注意がそれているため)

認知症で叫んでいる患者さんの声やずっと話している声(独語)が気になって仕方がない

 

HSPはたくさんの不要な情報を排除するフィルターが弱いそうで、常にたくさんの情報を敏感に察知してしまうようです。

 

HSPを知る前は、私は集中力がないからダメなんだと思うことが多かった気がします。

 

でもこれは気質・脳の性質なんだと思えば気は楽です。

直せないので、環境を変えるしかないからです。

 

集中力は大事です。人の命を預かっている以上、間違いが許されない世界だからです。

 

対策として、

・隔離された部屋でリーダー業務をする・記録をする

あとは、

・人は人・自分は自分という考え方を持つこと。

 

どうしても比較してしまうんです。

15年もやっていて5年目の後輩のほうが仕事のスピードが速い(し、丁寧)とか考えてしまうんです。

 

毎日の仕事はスピード勝負なところがあるのでHSPは苦手なところです。

・仕事がゆっくりでもいいから、間違いのないように確認する。

・人にお願いできそうであれば依頼する

このあたりを実践してみようかなと考えています。

 

その代わりゆっくり思考したり、考えたりすることは得意なので別の面で力を発揮できるようにもしなくちゃ。(教育担当のリーダーです)

 

聞こえてきた話に飛びつきたくなる衝動性は、HSPの気質じゃなさそうだけどどうなんだろうなぁ。

ナースステーションの興味のある話題が聞こえてくると入りたくなってしまうんです…他の業務していても…

話が終わったら忘れちゃうんですけどねw

その辺がすごくつらいところです><

 

ちなみにHSPの感覚が敏感なところでは

・患者さんの身の回りの環境を整理できる

・危険を察知できる(KYT得意)

・ちょっとした物音で患者さんの異変を察知する

(個室でポータブルトイレをしていた人がいて、通り掛けにカタンってほんとに小さい軽い音がしたのが聞こえて入ってみたら痙攣起こしてた!ということがあった)

 

なんていいところもあるんですよ!

というアピールもしておきます(笑)